地域に溶け込む
山の下神明宮秋季大祭にて、石燈籠や狛犬にキャンドルを置いて灯したり、カラフルな灯籠を作ったり、ガタカミ神楽を舞って奉納することを企画し、実施しました。
地域に昔からある祭りと文化に新しいことを加えることは、長い年月祭りや文化を大切にし、親しみ、続けてきた地域の人や思いを第一に考え、その上で行わなければならないと考えています。
なので、今回の企画は、神社と氏子総代の理解と協力をいただいて行っています。
なぜこれを書いたかというと、単に、綺麗な空間が立ち上がりましたとか、とても良いパフォーマンスでしたとか、来場者に喜んでもらいましたでは、大切なことが伝わらないと思ったからです。
自分たちがやりたいこと、問題や課題に思っていることを、一視点だけで判断したり、一方的に進めたりすることは、独りよがりでしかなく、たとえ来場者が増えたり、良い感想を沢山いただいたとしても、それは成功ではないし、そこに住み暮らす人たちを置き去りにしてしまう危険性を孕んでいると思っています。
そうはしたくない。
新しい試みが、しっかりと地域に溶け込み、地域の新しい文化となって継続されてほしい。
まだまだまだまだ私たちは未熟ですけど、それでも温かく受け入れ、加えてくださった山の下神明宮と氏子総代様には感謝しかありません。そして、キャンドルを設置してくれた小林忍さんにも感謝です。
まずは第一歩。