\イベント・レポートvol. 3/アートキャンプ新潟ワークショップ「アートノラ ~灯篭用紙に絵を描こう!~」
7月30日(土)、アートキャンプ新潟によるワークショップ「アートノラ ~灯篭用紙に絵を描こう!~」をゆいぽーとで開催しました。
(※同時開催を予定していました手塚千晴ワークショップ「ミニチュア模型に色を塗ろう!」は都合により中止となりました。延期での開催を検討中です。ホームページなどでお知らせいたします。)
アートキャンプ新潟は、今年はメイン会場の「ゆいぽーと」に作品を展示しているほか、ワークショップも2回開催予定です。ワークショップ当日は、ポップアップ・ストア「てらすとあ」も登場。団体所属の作家さんによるグッズなどを販売しています。
今回は、灯篭の絵を描くワークショップ。山の下まつりの灯篭の古くなった紙を何とかしたい!との相談を受けて、10台分の灯篭張替え制作をアートキャンプ新潟が担当し、ワークショップで絵を描いてもらおうということになりました。
一枚一枚色付けされた用紙に、絵を描いたりシールを切って貼ったりして絵灯篭にしていきます。灯りをともしたときにどう見えるのか、考えてワクワクしながら、それぞれ思い思いに絵を描いていました。
完成した灯篭は、9月17、18日の「山の下まつり」でお披露目です。
絵は、終了後にそれぞれのもとにお返しできるようにするそうです。ゆくゆくは地域の人たちにも絵を描いて参加してほしいという願いがあり、その仕組みづくりのことまで考えられていました。
芸術祭は、きっかけをつくったりトライしてみる場になったりする。参加団体や協力者の方たちは、祭りをゴールとはせず、その先をしっかりと見据えていました。
「山の下まつり」が行われる山の下神明宮は、芸術祭のサブ会場にもなっているので作品展示もご覧いただけます。この機会に、ぜひご来場、ご参拝ください!
📷写真提供協力:アートキャンプ新潟
文:蟻川小百合(事務局 みずつち市民サポーターズ)
〈関連リンク〉
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みずつち市民サポーターズ
正式名称「水と土の芸術祭市民サポーターズ」。水と土の芸術祭をサポートする市民団体として2008年に立ち上がりました。私たちは現在も、地域に根差した芸術文化活動のサポートを目的として活動しています。メンバーも常に募集しているオープンな団体です。新潟市内で活動するアーティストや団体の情報収集・発信、記録集の制作、団体同士の関係づくりのための企画などをおこなっています。
「水と土」によって育まれてきた地域の文化にさまざまな角度から光をあてることで、現代における価値や問いを見出すといった、これまで芸術祭が担っていた一つの役割を、私たち市民が自らの方法によって引き継いでいくことはできないか。多くの人、団体と交じり合いながら、市民の手による芸術祭の開催を模索します。